秋田市の体育会系グルメ「たいあん弁当」を俺はやっぱり愛してる

日常

秋田市のたいあん弁当と言えば食欲旺盛な大学生の重要なカロリー摂取元。大学生のみならず地元民に愛され続けるたいあん弁当の魅力を再確認するべく、10年の歳月を経て大人になった筆者が一路、秋田市へ赴いた話をしたい。

からあげが食べたい!たいあん弁当愛が止まらない

朝でも昼でもこんばんは、mitakehan(ミタケハン)です。

年齢を重ねると油物がキツいなぁと感じることがあります。

昔は大好きだった唐揚げや豚カツなどの揚げ物は、食べたいと思ってもいざとなるとちょっとしり込みしてしまう。

アラフォーへ足を踏み入れた紳士の多くに伝わるのではないでしょうか。

そんな私が今でも食べたくなるのが、秋田県秋田市で営業している弁当屋さんの「たいあん弁当」が提供しているからあげ弁当。

10年以上前、秋田市でドメスティックブランドを扱うセレクトショップに勤めていた頃、仕事中の昼食に、晩酌のお供にとかなりの頻度で利用していました。

秋田市民に長らく愛されるたいあん弁当、そのフォルムから楽しみかたまで全てが衝撃的なからあげ弁当の魅力をお伝えします。

からあげがとにかくデカくて蓋が閉まらない

秋田市東通りと大学に程近い手形、南通りと3つの店舗を構えるたいあん弁当。

30年以上の年月に渡り営業している、地元で愛され続けるお弁当屋さんです。

その中でも、最も多く通っているのが男子大学生でしょう。

私も学生ではないものの、秋田市に住んでいた頃は通いつめていました。

出勤してすぐ上司から「今日の昼はたいあん弁当だろ?もう頼んでおいたから」と、風邪を引いていて食欲がないときにも言われ震えた経験もあります(熱的に)。

何がそこまで若者を駆り立てるのかと言うと、たいあん弁当の代名詞的存在のからあげにあります。

通常のからあげの2倍では利かないのではないかと思うほど大きいからあげがみっしりと詰め込まれ、鶏肉の下にも敷き詰められたお米はいったいお茶碗何杯分なのだろうと思うほど。

そのため、肉に蓋が押し上げられ閉まらないという事態に。

体に鞭打って岩手から秋田へ弾丸トラベラーを敢行したのに(嫁発案)せっかくのたいあん弁当をただ食べるのはもったいないと、日本海が一望できる由利本荘市の道の駅岩城まで我慢しオーシャンビューなシチュエーションで弁当を撮影してきました。

海の迫力に負けない「からあげ」の存在|インスタ映え間違いなし

国道7号線沿いにある道の駅「岩城」。

海産物の直売などがあり、平日でも多くの人が集います。

日本海に面しているため夏には海水浴客でも賑わい、温泉も併設されており夏以外でも常連が通う人気スポット。

そんなオーシャンビューの絶景を眺めながら、

からあげ弁当をセットします。

包み紙が掛けられながらも自己主張が非常に強い傾斜。

正確に測った訳ではないですが、パッと見で30度程度はあるでしょうか。

角度をつけて見てみるとからあげの大きさが垣間見えます。

包み紙と蓋を外すと、

明らかに容器からはみ出したからあげとご対面です。

横から見てもその大きさが伺い知れます。

今回は筆者の好きなからあげ山菜弁当(からあげ弁当大盛り相当)を注文しました。

通常のからあげ弁当で税込み432円とコスパが良く、からあげ山菜弁当は648円と少しだけ割高。

たいあん弁当ユーザーの間では店舗によって味も異なり大きさも違うとあって好みが別れますが、個人的には東通り店のからあげ山菜弁当が好きです。

せっかくなのでインスタグラムに投稿してみたらめっちゃ映えてた

@mitake3000がシェアした投稿

インスタ映え間違いなし!とか言って映えてなかったらどうしようと思い投稿してみたらめっちゃインスタ映えしました!

いやー、映えてるねぇー。なんて言ってはみたもののインスタ映えの概念を良く分かっていないmitakehanでした。

からあげにソースとマヨネーズをトッピング

非常にボリューミーなからあげですが、そのまま食べると意外とあっさりしています。

からあげ山菜のとりそぼろの味が濃い目でこれまた美味、しかしメインが淡白。

北東北だけあって塩分が高めなイメージを持つ人も多いでしょうし肩透かしに感じるかもしれませんが、たいあん弁当はもちろんそのままでは終わりません。

からあげ弁当にはデフォルトでソースが付いてきます。

そのソースを満遍なくからあげにかけます。

この時点でカロリーが底上げされますが、まだこれで終わりではありません。

別売りのパックマヨネーズをさらにかけます。

ハイカロリー待ったなしです。

ヘルシー志向全盛のこの時代に真っ向から対抗するこの攻めの姿勢。

健康を考えるのは非常に良いことですが、たまには羽目を外したっていいじゃない。

こんなの男子大学生に受けないはずがないじゃない、とミタケハンは思うのです。

そんなこんなでたいあん弁当を食しましたが、これが思ったよりも食べられる。

うまいものは年を取っても意外とイケると言うことが分かりました。

しかし、食後の満腹感はいかんともし難いもの、しばらく車内でぐったりしたのは言うまでもありません。

腹ごなしの後は温泉を満喫

しばらく車内でウダウダとした後は、せっかく岩城まで来たのだしと温泉を堪能することに。

海に面しているだけあって普段では見れない景色を見ることが出来ますが、曇天なのが悔やまれます。

突発的に来てしまったのでタオルなどを持ってきていなかったのですが、貸しタオルが220円だったので事なきを得ました。

市内客でなくても、3時間利用で一人300円、一日利用で500円と外来入浴料もとてもリーズナブルでした。

嫁に聞いたところ女風呂は特に問題なかったようですが、男風呂では露天への入り口の立て付けの問題なのか常に「ピューーーーピューーーー」と音が鳴っていて最初は気になりました。

しかしながら、塩化物強塩泉のお風呂がとても良く、気がつけば普段は嫁の方が長風呂なのに自分の方が長く浸かってしまうほど。

なにより、露天風呂がこの上ないほどオーシャンビュー。

海水浴場まで一望できます。

一望できすぎて、海水浴場からも丸見えなのではないかと思ってしまいます。

たぶん丸見えです。

でもいいのです、お風呂が気持ちいいので。

大好きなたいあん弁当を食べ、温泉も満喫した。

ここ最近では味わうことがなかったほどの満足感を得て、秋田市からの帰路にゆったりまったりつきました。

秋田市の宿泊情報

旅行専門誌じゃらんのネットサイトで秋田市の宿泊情報が細かに載っています。

からあげやら日本海に興味のある方は参考にしてみてください。

秋田市宿泊情報(じゃらんネット)リンク

たいあん弁当への色褪せない記憶は本物でした

嫁の思い付きで敢行した秋田市への弾丸トラベラーも、終わってみると満足感で満ち溢れた結果に終わりました。

東北在住の方も県外にお住まいの方も、秋田市に寄った際にはたいあん弁当に是非足を向けてみてください。

きっと私が撮った写真以上の驚きがあります。

なにしろ、からあげの迫力は実際見てみないと分からないのですから。

今回行った岩城もそうですが、秋田の魅力的な場所はまだまだあるので是非一度いってみてほしいと思うミタケハンなのでした。

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