同人タイトルメーカーで出たタイトルに従ってラノベ風ストーリーを書いてみた

twitterのタグ #スロットメーカー って何?タイムラインで流れてきた同人タイトルメーカーが面白かったので、文章力が高いとは言えない当ブログの筆者mitakehanがラノベ風小説にチャレンジしてみました。

ランダムに決まる同人タイトルで文章を書いてみました

朝でも昼でもこんばんは、mitakehanです。

ツイッターって面白いよね!

近頃、ツイッターを頻繁に利用しています。自分がフォロー(お気に入り)している人のつぶやきがタイムラインとしてホームに流れてくるわけですが、自分では知りもしなかった世界のものが続々と集まるので、楽しく遊び刺激も受けています。

そんな中で今日のタイムラインに『#スロットメーカー』と言うタグがあったのです。

「はて?これはなんぞや?」とリンクを押してみたところ、『同人タイトルメーカー』というスロットが現れました。どうやら、それでスロットをするとランダムに同人タイトルができ上がるというもの。

ちなみにリンクは、

slot-maker.com

これです。

そしてタイトルメーカーは下にあるもの。

(このブログ上でもできますよ!)

よくこんなの考え付きますよねぇー、凄いと思います。

で、これは面白いと試した結果がこれです。

『ふたりの夜と黒い従者』

なんとも不穏な感じのタイトルが出来上がりました。

でもせっかくタイトルができたわけだし、ここはぜひとも試してみたい。

そこで、このタイトルに従って文章を書いてみました。

ラノベとか良く分からないけどやれば何とかなると書いてみた、我ながら見るたびに恥ずかしい同人風小説。ぜひ読んで鼻で笑ってください。

ふたりの夜と黒い従者

 辺りに鳴り響く、けたたましいほどの虫の声。

 普段は街中で暮らす者にとっては「これほどまでに自然とは五月蠅いものなのか」と新鮮な驚きを覚えるのだろうが、人里離れた僻地においてはさほど珍しくはない。外灯も無ければなければ舗装された道があるわけでもなく、『一寸先は闇』を地で行くその環境は、決して「のどか」という一言では片づけることのできない、圧倒的な自然の姿だ。

 そこに一つの洋館がある。

 そこかしこから石造りの外壁が顔を覗かせているが、蔦が絡まり覆うその建物は一見するとほぼ緑で埋め尽くされている。洋館の周りもまた草木が生い茂り、視認できるその全ては自然そのものだ。その緑の中で黒い――もっとも辺りの色彩との対比でそう見えるだけでこげ茶色の木材で出来ているのだが、自分の背丈の倍以上はある扉が目につく。果たして人など住んでいるのだろうか――この状況にある者ならば誰もが思うであろう感想が頭をよぎる。すなわち、今、自分はこの扉をノックするべきか否か、大いに躊躇しているのだ。

 この先に――『夜』が住まう館に入ってよいものなのかを。

* * * * *

 「僕はね」

 少年は言う。

 「そもそも反対なんだ。なあ『夜』、わかるだろ?なんで好き好んでここに”人間”なんかを呼ばなきゃいけないんだ。だいたいだね――」

 「うるさいわね『夜』、ちょっと黙りなさい」

 緑がかった黒髪とまだあどけなさの残る顔立ちが特徴的な、顔に似合わず大人びた不満をつらつらと口にする少年『夜』に対し、少女は冷たく言い放つ。

 「いいじゃない、減るものなど何もないのだから。『だいたいだね、僕は人間が嫌いなんだ』そう言いたいのでしょう?好き嫌いなど関係ないの。これはお爺様の決断なのだから」

 「分かっているさ『夜』。でも仕方がないじゃないか、嫌いなものは嫌いだ」

 『夜』と呼ばれる少年は、不貞腐れた表情を浮かべながら革張りのソファに身を投げ出した。古いながらも良く手入れが施されたソファやチェストなどの調度品の数々。全体的に茶系の色調で整えられた室内、その中で一際異彩を放つ赤い一人がけソファに深々と腰を下ろした、肩まで伸びた黒く輝く髪と、同じくらい黒いゴシック風な衣装を身にまとった、少年と同じ名『夜』と呼ばれた少女は言う。

 「そうね――いいわ。同じ『夜』としてあなたが嫌だと言うのならば、お爺様にお願いしましょう。ただ、その後はどうなるのか知らないとは言わせないけれど」

 ――ねえ、『ゲイリー』?

 傍らにたたずむ、漆黒のケープを身にまとった従者へと少女が言葉を投げかける。ゲイリーと呼ばれた従者は、フードを目深に被っているため表情を窺うことはできない。もとより表情などないのかもしれないが。

 「ええ、そうですね『夜』様。御館様によればこの度の決断は、ここ『宵闇の館』を存続するにあたり、人間の適合者を迎え入れることが条件であると『ノクティス財団』より宣告されたものであると聞いております。すなわち、それを拒否するとなると、この館は――」

 「ああ!もう分かってるよそんなことは!仕方がないのは知ってるけどさ、ちょっとグチりたかっただけじゃないか。それよりゲイリー、たまには顔を見せてもいいんじゃないかね?辛気臭くてかなわないよ」

 従者に向かって夜は言い放つ。自身の苛立ちを投げかける言いがかりの類とも言えるであろう台詞を受けて、従者はフードを下した――。

書いてみたら赤面するような代物が出来上がりました

とりあえずはここまでです。

自分で書いていて良く分からないものになってしまいました。

プロットもなく思いつきで書いたので、はたしてこれがラノベなのかどうなのか、はなはだ疑問ですがそれはまあ良しとします。

ただ単純にちょっと恥ずかしいだけです。

そんなこんなで同人タイトルメーカー、見かけたら試してみて下さい。

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